シーリングワックスが押された封筒やハガキを郵送する方法

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シーリングワックスは日本語に訳すと『封蝋』と呼ばれ、もともとは中世ヨーロッパで封書の『封』をするために使われていたアイテムです。

そんな話を聞くと「シーリングスタンプを押した封筒やハガキを実際に郵送してみたい!」と思いますよね?

でも、シーリングスタンプを押した封筒って「そもそもポストに投函しちゃっても良いの?」とか「相手に届く前に割れたり剥がれたりしないかな?」とか気になります。

お届け先で喜んでもらいたくてシーリングスタンプを押すのに、逆に迷惑をかけてしまったら大変です。

そこで、突撃インタビューして郵便局の局員さんに正確な郵送方法を聞いて、実際に何度か郵送をしましたので、その実際の体験談をもとに、シーリングワックスが押された封筒やハガキを郵送するための方法と注意点をご紹介をしたいと思います。

にんじん

郵便局のルールに従ってお届け先の相手に迷惑をかけないようにしましょう♪

シーリングスタンプを押した封筒やハガキを郵送できるの?

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私は以前から、「シーリングスタンプを押した封筒やハガキを郵送したい。」って思っていたんです。
せっかくシーリングスタンプを楽しむのなら、『封蝋』としての本来の使い方をしてみたいですものね。

でも、ポストに投函された封筒やハガキって、郵便局に回収されたあとどうなるか知っていますか?

実は機械に通してものすごい速度で、お届け先の住所ごとに仕分けしていくんです。

シーリングスタンプが押された封筒やハガキを、そんな機械を通したら割れたり剥がれたりしてしまうかも。ドキドキ・・・。

にんじん

そうなると、仕分けの機械に通してもシーリングワックスは大丈夫なのか、確認しないと怖くて送れませんよね。

郵便局員さんに郵送方法を聞いてみた

そこで、横浜中央郵便局へ行って、局員さんに実物のシーリングワックスを見てもらいながら、どうすれば郵送できるのかを聞いてきました。

結論から先に言ってしまうと、、、

封筒やハガキにシーリングスタンプが押してあっても、シーリングワックスが壊れたり剥がれたりしないように郵送できます

その代わり、「シーリングスタンプを押した場合、シーリングワックスの厚みがあるので、82円で送れる封筒や62円で送れるハガキでも、120円切手を貼って定形外郵便として送らなければなりません。」とのこと。

ポストに投函する場合は、『手紙・はがき』と書いてある小さな投函口ではなく、『その他郵便物』と書いてある大きな投函口の方へ入れればOK。定形外郵便として扱われます。

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さらに心配なのは、機械を通した時にシーリングワックスが壊れたり剥がれたりすることですが、定形外郵便で送る場合は、機械に通す前に局員さんが事前に仕分けをするので、機械を通さない可能性が高くなるそうです。

でも、それは局員さん次第。
機械を通す場合もあるので、どうしても心配な場合は、窓口に出して「機械に通さないでください」とお願いすれば良いそうです。

局員さんの話をまとめると、シーリングスタンプを押した郵便物は以下のように郵送する必要があります。

シーリングスタンプを押した郵便物の送り方
  • 82円で送れる封筒や62円で送れるハガキでも120円切手を貼る
  • ポストに投函するときは『定形外』の入口に入れる
  • 機械を通したくない時は窓口でお願いする

ちなみに年賀状は「特別郵便」で、シーリングスタンプを押すと年賀状として扱ってもらえないそうです。それで何が困るかというと、早めに出して元旦まで止めておいてもらえなくなること。

もしもシーリングスタンプを押して元旦までに届けたいときは、郵送にかかる日数を逆算して投函しなければいけないそうです。

にんじん

ちょっと面倒臭いですね。できれば年賀状として扱ってもらえるように改善して欲しい!

実際に郵送してみて分かったこと

郵送の仕方も確認できたので、実物を郵送してちゃんと送れるか確認してみました。

郵便局の窓口に出しても『定形』で送ってくれる場合がある。

シーリングスタンプ付きの封筒やハガキは郵便局の窓口に出すと、たいがいは定形外郵便として扱われますが、たまに定形で送ってくれる場合があります。
これは、まだ郵便局や窓口の方によって、きちんと扱いが統一されていないことが理由のようです。

送料がお安くなるのは嬉しいのですが、その場合は、必ず機械を通すのでシーリングワックスが壊れたり剥がれたりしないか心配です。

確実に送りたいときは、『定形外』で送ってください。とお願いした方が良いかもしれませんね。

10回以上郵送しましたが壊れたり剥がれたりしないで送れる。

割れにくいソフトワックスだけでなく、割れやすいハードワックスを使っても送ってみましたが無事に送れました。また、郵便局の窓口だけでなくポストへの投函も試してみましたが、こちらも問題なく届けることができました。

と、これまでに10回以上、いろいろなパターンで郵送してみましたが、シーリングワックスが壊れたり剥がれたりしたことは一度もありません。
わざわざ郵便局の窓口で「機械に通さないでください」と言って送る必要は無いかもしれませんね。

日本の郵便局はとても優秀なのです。

にんじん

安心して郵送できるシーリングワックスはどれ?

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とはいえ、「割れやすいシーリングワックスを使って郵送するのは心配。」という方は、郵送に適した割れにくいワックスがあるので、それを使えば安心です。

そんなシーリングワックスをご紹介しておきますね。

フレキシブルタイプの芯無しワックスなら郵送しても安心

エルバン社の芯無しワックスの中でもフレキシブルタイプのものを使うと、柔らかいシーリングワックスが作れるので、郵送でも心配ありません。

シーリングワックスの仕上がりも美しく、色の種類も10色あるので選択の幅が広がり、おススメです。

ワックスガン用のシーリングワックスなら郵送しても安心

エルバン社のワックスガン専用のワックスも柔らかいシーリングワックスをつくることができるので、郵送に適しています。

シーリングスタンプ専用でつくられたグルーガン『ワックスガン』を使うので、手軽にシーリングワックスを作れます。
色の種類は14色もありますから、妥協せずに好みのワックスを選べそうですね。

 

まとめ:シーリングワックスを押して郵送するには

この記事では、シーリングスタンプを押した封筒やハガキを郵送する方法を調査してきました。

ポイントはふたつ。

「シーリングスタンプを押した封筒やハガキはどうやって送れば良いの?」という疑問。

これは郵便局を調査した結果、シーリングワックスが付いた封筒やハガキは『定形外郵便』として送る必要があることが分かりました。
定形サイズの封筒やハガキでも、120円切手を貼る必要があるということですね。

「仕分けの機械などで、相手に届く前にシーリングワックスが壊れないの?」という疑問。

こちらも実際に送ってみると、どんな種類のシーリングワックスでも割れたり剥がれたりすることなく、相手に届くことがわかりました。
郵便局の局員さんからも「どんな種類のワックスでも送れます」との回答をもらっています。

 

シーリングスタンプを押した封筒はちゃんと郵送することができるので、現代の日本でも『封蝋』本来の使い方ができますね。
あなたもぜひ、封筒にシーリングスタンプを押して郵送してみてください。