シーリングスタンプの基本的な押す手順と3つの押し方

シーリングスタンプ押し方の基本

シーリングスタンプの実際の押し方はご存知でしょうか?

封筒やラッピングにシーリングワックスが押されていたり、テレビや映画でシーリングスタンプを押しているシーンは時々みかけますが、面倒くさそうですよね。

私もはじめは、「面倒くさそう」という印象がありました。
ワックスを溶かすために火を使ったり、いろいろ準備するものもありそうなので。

でも実際にやってみると、準備するものはそれほど多くないし、シーリングワックスを押す基本的な手順も簡単なので、数回やるだけで慣れてしまうんです。
シーリングワックスを数個つくるだけなら、準備から片付けまで含めても5分くらいでできるようになっちゃいますよ(^^)/

にんじん

火を眺めながらワックスを溶かすときは、とてもリラックスできるステキな時間なので、わざとゆっくり溶かして時間をかけたりしちゃいます。

次第にシーリングスタンプを押す作業そのものが楽しくて病みつきになってしまうかも。
Let’s Try!!

 

シーリングワックスの基本的な押し方と手順

シーリングスタンプは、準備するワックスの種類によって押し方が変わりますが、基本的な流れは一緒です。
まずはその流れを観てみましょう。

  • 準備
    準備
  • STEP.1
    ワックスを溶かす
    溶かす
  • STEP.2
    ワックスを垂らす
    垂らす
  • STEP.3
    スタンプを押す
    押す
  • 完成
    完成

実際に押す作業は、たった3つのステップしかありません。簡単ですよね♪
写真では芯なしワックスを使って押した場合を事例として載せてみました。

にんじん

後でも説明しますが、芯なしワックスは最もよく使われる一般的なワックスで、色や種類も豊富なのです。

シーリングスタンプの3種類の押し方

シーリングスタンプの押し方は、大きく分けて3つの方法があります。
これは、用意したワックスの種類によって変わります。

それぞれの方法には、メリットとデメリットがあるので、紹介していきますね。
「この押し方なら挑戦してみたい!」って感じてもらえるものがあるかも。

芯有りワックスを使う

芯有りワックス

芯有りワックスは、ロウソクのように火を灯す芯が付いているので、直接火を付けてワックスを垂らすことができます。そのため、シーリングワックスを押すために必要な道具が減って、とても手軽に楽しむことができます。

でも、火の燃え具合に合わせてゆっくりポタポタ垂らすので、押すときにワックスの固さにムラがあり、押しにくい場合があります。

また、燃えカスとなった芯がシーリングワックスに混ざり、黒い斑点ができてしまう場合もあります。版面のデザインによっては、ちょっと汚いシーリングワックスになってしまい、見栄えに納得できないなんてことも。

逆に黒いススが混ざったシーリングワックスの方が、味があってステキと感じる方もいるので、最終的には好みだと思います。

にんじん

芯有りワックスの特徴
手軽さ
(4.0)
押しやすさ
(2.0)
見栄え
(2.5)
壊れにくさ
(3.0)
安全性
(3.0)
総合評価
(3.0)

私が持っている芯有りワックスは、特に粘り気が強く押しにくいので、評価が低くなってしまいました。メーカーによっては、押しやすい芯有りワックスがあるかもしれませんので、探してみたいと思っています。

芯有りワックスで押す魅力は、なんといっても準備するものが少なく、手軽にシーリングスタンプを押せること。
「とにかくまずは押してみたい!」という方にとってはおススメの押し方になります。

芯無しワックスを使う

芯無しワックス

芯無しワックスは、ロウソクやアルコールランプの火を使い、スプーンの上で溶かすタイプのワックスです。最も一般的で種類も多く、様々な色や質感のワックスを選べることが最大のメリット。

発色の良いワックスを使えば、とてもキレイなシーリングワックスに仕上がります。
また、複数のワックスを混ぜ合わせることで、自分好みの色合いにしたり、マーブル模様をつけたりと様々なアレンジもできます。

一方で、ロウソクやアルコールランプなど火を付ける道具や、スプーンなど溶かしたワックスを貯める道具が必要です。それに伴って準備や片付けにも少し手間がかかってしまいます。

芯無しワックスの特徴
手軽さ
(3.0)
押しやすさ
(4.0)
見栄え
(5.0)
壊れにくさ
(3.0)
安全性
(3.0)
総合評価
(3.5)

芯無しワックスの魅力は、見栄えの良さ。

少し手間はかかるものの美しい造形と鮮やかな色合いのシーリングワックスを仕上げることができるので、結婚式の招待状や席次表に使う場合はこの方法がおススメ。とてもオシャレなペーパーアイテムに仕上げることができますよ。

また、様々なアレンジを楽しめるので、本格的にシーリングワックスを楽しんでいきたい方にも取り組んでいただきたい押し方です。

こちらの記事で、芯無しワックスで押す場合の詳しい手順を紹介していますので参考にしてください。

芯無しワックスで押す【手順解説】芯無しワックスを使ってシーリングスタンプを押してみよう。

グルーワックスを使う

グルーワックス

グルーワックスは、電熱器の付いたピストル型のグルーガンという道具を使って、火を使わずに溶かしたワックスを垂らします。火を使わないので安全性も高く、道具さえ揃えてしまえば手軽にシーリングスタンプを楽しむことができます。

文明の利器を使っているので、シーリングスタンプの弱点が大幅に改良されてメリットだらけなんです。

にんじん

さらにグルーワックスは柔らかい樹脂を使っているので、シーリングスタンプで押した封筒をそのまま郵送することも出来ちゃいます。

でもその樹脂の質感が、本物のワックスと比べると若干見劣りします。
また、メーカーによって使えるグルーワックスが決まってしまうことが多く、色の選択肢は限られてしまいます。

グルーワックスの特徴
手軽さ
(4.5)
押しやすさ
(4.0)
見栄え
(3.5)
壊れにくさ
(4.0)
安全性
(4.5)
総合評価
(4.0)

グルーワックスは、安全で手軽に本格的なシーリングワックスが作れる優れもの。多少、道具にお金をかけても手軽に楽しみたい方にはおススメです。

また、「封筒やハガキにシーリングスタンプを押して郵便で送りたい!」という方にとっては最も適した押し方になります。

MEMO
私は、見栄え重視なので芯無しワックスを愛用していますが、イベントなどの体験会では「安全性」、郵送のときは「壊れにくさ」を考えてグルーワックスを使います。

どれが一番良いという訳ではなく、状況に合わせて使い分けることが大切です。

こちらの記事で、グルーガンで押す場合の詳しい手順を紹介していますので参考にしてください。

glue_eyecatch【手順解説】グルーガンを使ってシーリングスタンプを押してみよう。

この記事のまとめ

この記事では、シーリングスタンプの基本的な押し方とその比較をしてみました。
内容をまとめると、

  1. シーリングスタンプを押す手順は、3つのステップで慣れれば簡単に押せるようになります。
  2. シーリングスタンプの押し方は、ワックスの種類によって3つに分けられます。
    • 芯有りワックスで道具をそろえずに手軽に押す。
    • 芯無しワックスで見栄えにコダワって押す。
    • グルーワックスで安全で手軽に押す。
  3. シーリングスタンプの押し方は状況に合わせて使い分けることが大切。

貴方の目的に合った押し方は見つかったでしょうか?
それぞれの押し方のコツやノウハウも、今後紹介したいと思いますので、ぜひまた訪問してくださいね。

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